櫻井一郎
掲載コード 48098

『遠野大観音物語』住職が自ら彫り上げた信念の日々
戦後の日本が疲弊していた頃、一人の住職が戦没者慰霊と日本の復興と世界平和を祈願して、観音像を建立したいと考えた。
しかし、巨木探しから難航する。ついに住職は、自身の手で17メートルの高さの大観音像を彫ることを決意。そして近隣の人々が総出で苦労の末に運搬し、奉納することができた。岩手県遠野市に実在する福徳十一面観自在菩薩の建立物語を民間の歴史家が綴った。日本一大きな木彫り観音像はどのようにして建立されたのか?遠野には、数々の民話とともに語り継ぎたい大観音菩薩像建立の物語があった。
発行/文芸社 四六並・148頁 定価/1,210円
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