山上佳子『追悼文集と教育実践の記録』

　あふれる笑顔・優しさで生き抜いた女性への愛惜きわまる追悼文と、彼女の絶品の教育実践。教え子は追悼します｡「こんなに生徒を愛してくれた先生はいません｣､｢友達にひどいことして先生に、ものごっつう叱られた｡ウチが泣いたら､一緒に泣いて抱きしめてくれた｣､｢アホなんてね､誰もいいひんの｡私はあんたを絶対アホにはさせへん､と言ってくれ…｣。元同僚も、「一緒に働けた日々、かけがえのない宝物です」と。
荒れる子の“心の叫び”を受けとめ､級友たちの力も借りて多彩な学級活動｡やがてその子も級友たちも、響き合い輝く感動の実践。

発行／22世紀アート
書籍（POD）版1,430円
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