しみじみと過ぎ来し方を想いけり三十路半ばの新春のひととき 海を越え聖火アジヤに渡るてふ大いなる年今し明けゆく 吾が住家西参道に近ければ初詣での賑わいつぶさに聞ゆ 年の端のならい目出度く妻と二人屠蘇くみかわしここに十一年 見馴れにし床の間なれど新光射し込む今朝は神さびにけり 華やぎしこと今はなし手づくりのお節料理を妻と祝いぬ 新光そそぐさ庭辺枯芝生素足に踏みて初居合練る
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